湿度計の数値は一般的に大雑把に変動するもので、短時間に目まぐるしく変わることはあまりないと思いがちです。しかし実際には数分間の間にコロコロと数値が変わることもあり、センサーの精度や設置場所によっては、表示よりも頻繁に湿度が変わっている可能性があります。湿度計はリアルタイムに湿度表示を更新しているわけではなく、一定間隔でその都度読み取った数値を表示しています。更新頻度は製品によって様々ですが、市販の湿度計は1秒に1回から数秒に1回というものが多いです。

センサーが高性能で細かく測定することが可能でも、更新間隔が長ければ意味がないことが分かります。湿度の変化を限りなくリアルタイムに近い形で把握したいなら、表示の更新が早い湿度計を選ぶのがベストです。この場合も、センサーは高性能で分解能が高く、僅かな変化も捉えられる製品を選ぶ必要があります。湿度計は、更新頻度とセンサーの性能のいずれか一方が欠けるだけで本領が発揮できないので、両方を併せ持つ製品を探して選択することが大事です。

市販の商品に納得の製品が見つからない場合は、高精度なセンサーを購入して、自分でリアルタイムに読み取る機器を作る方法もあります。業務用の高価格帯に位置する製品であれば、手間を掛けることなく希望のものが手に入ると思われますが、購入するとなると高額の可能性が高く使い方によっては勿体ないので、実験的な用途なら自作の検討もおすすめします。